職場(図書館)に出入りしている書店さんのボールが取れません。
たしかに、ストレートなんですが、握り方が怪しいのでございます。
本の納品の際、書店さんが請求書を読み上げて、現物と突合せして確認をするのですが。
書店さん 「えー。ちくま文学全集 稲垣アシホ(足穂)、一冊」
中島 「(動揺を隠しつつ) はい、
アシホ一冊~」
どうにか、捕球できました。ここで「タルホの間違いですよ」などと場外ホームランを打つわけには行かないのでございます。あくまでも、キャッチボールなのですから。
なのに、書店さんの攻撃は続きます。遊戯王で言うところの「ずっと書店さんのターン」です。
書店さん 「えー。ちくま文学全集 内田
モモカン(百閒←門に月な)、一冊」
中島 「(モ、モモカン?) ミラクル!!」
ふいを突かれて、つい言っちゃったよ、ミラクル!って。
恐ろしい子。このわたくしに「ミラクル!」と言わせるなんて。
書店さん 「ミラクル?」
中島 「先ほど、利用者の方から丁度お問い合わせのあった書籍だったもので」
書店さん 「なるほど」
なるほどじゃねぇよ。なるほどじゃ。