2007年07月07
国立劇場大劇場
何度も云うように、決して「チンパン歌祭文 ~ムッシュムラ村」では無いので注意するように。
間違えねーよ(自動つっこみ機能発動)
客席の反応が興味深くて、この鑑賞教室に足が向いてしまう。
いかにも「学校に無理やり見せられてます」って学生さんがとても多いのだけど、そんな子供の中にも真剣に魅入ってる姿がちらほら居るのが面白い。
学生の態度が酷いのは相変わらず。上演中だと云うのに、デジカメで写真取ってたり携帯使ってたり(これがまた、明るいンだ)お喋りしてたり。でも、まあ、それは目をつぶるとして、それを統率するセンセイ様の態度が悪いのが如何ともしがたいなぁ。
さておき。
会を重ねるごとに、段取りだの工夫だのが良くなってる鑑賞教室。今回は、干支の動物が出てくる芝居の紹介や舞台装置の説明など。
松江の固さはむしろ面白かったりする。固い中にも「ちょっとちょっとちょっと」と頑張る姿がいいんですよ。
しかし、福助はどうしちゃたンだろうなあ。ここ1年ほど気になって仕方ない。
久松を見送るラストシーンは良かったけれども、引力が薄れているように思えてしまう。見る人を惹きつける妖しい力が薄まったような。気のせいかなぁ。
芝のぶは相変わらず愛らしいけれど、いつものむしゃぶりつきたくなるような風情が薄い。
、、、うーん。これは、役者云々じゃなくて、こちらの感受性の錆付きなんだろうなぁ。なんだか、自分の心が頼りなくていかんなぁ。
東蔵と芝喜松がよかったな。