サンドイッチ伯爵がサー。
「うん、サンドイッチ伯爵が?」
我慢強かったら、サンドイッチ無いよね。今。
めっさ腹減ったけど、トランプしたいから我慢しよ。とか云う人だったらサー。
「嗜好と思考が中途半端だったら、
えらいもんがサンドイッチと呼ばれているかもしれないよな。
"浅蜊を葱と一緒にさっと煮て、飯にかけて持ってくるように"とか召使に命じてみ」
あ!
「そうなんだよ。今頃、深川飯がサンドイッチ飯って名前になってるところですよ。」
酷いな。サンドイッチ伯爵を野放しにしておけないな。
「下手をしたら、"そば粉を練り、ひも状に切りそろえたものを、出汁のきいた汁に浸してもってこい"なんていいかねませんよ、伯爵は!」
!!ニ八サンドイッチとか呼ばれちゃうのか!
「屋台の掛け声なんか、こうですよ。
サンドイッィィィィィィィチウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」
時サンドイッチ!
「ひーふーみー、"それは何だい?" サンドイッチ、にー、さんーしー」
ああ、無理があるよ。無理があるよ。