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。はにかむ



【落語】第20回 読売GINZA落語会

2007年02月20日
ルテアトル銀座

三遊亭遊雀 「強情灸」
立川志らく 「火焔太鼓」
瀧川鯉昇 「蒟蒻問答」
林家正蔵 「双蝶々 定吉殺し」
桂歌丸 「双蝶々 雪の子別れ」

強情灸
東京国際マラソンは市中引き回し、再び。
後、京橋駅か銀座駅で千円拾った話。
千円札を拾ってネコババしようとしたら、紙幣に妙な記号が書かれていた。験の悪さに、駅の券売機で160円の切符買ってお釣りを頂戴しようする。さらに切符を払い戻せばまんまと千円分せしめる事ができるとひらめき実行するが、小銭ばかりではどうも具合が悪い。ついでだからと駅員さんに小銭を千円札に換えてくれと頼むと、出されたのがさっきの現の悪い千円札。
なんだろう、遊雀のこの「冴え」は。
困ったなあ、好きだなあ遊雀。遊雀なら風呂の残り湯だって飲めるよ。それはどうかと思うよ。

火焔太鼓
腕のいい接骨院のそばの道具屋が火焔太鼓を仕入れて売る話(親切な一行説明<腕のいい接骨院は説明からどうしてもはずせないですね)
もう、この方が火焔太鼓をやると聞いたら、「日本アカデミー賞の宝田明」の出番が待ち遠しいですよっっ(興奮気味に)。野口英世は違和感があるが、妙に江戸にシックリくる宝田明。そうか?
サゲは「買えん太鼓」ではなく、「半鐘はダメだ、おジャンになる」、、、、、でもなく(!)
「半鐘はダメだ、おじゃんになる」「わかり辛いね。笛でも買いな」「笛はダメだ、ピーピーになる」
ちなみに。談志はマレーシアにて、会の前夜にご機嫌損ねて「俺は落語やらねえぞ」と脅してみたものの、関係者から「いいですよ」と切り返されるととグウの音も出ず、翌日高座に上がったそうだ。ロイター発共同(ウソ。志らく情報だ。)
おかみさんの妄想の中で、松の木に縛られ拷問を受ける道具屋主人。なんかね、マラソンマンで歯をゴリゴリされるシーンを思い出す。そんなワケで、志らくの火焔太鼓の道具屋主人はダスティン・ホフマンの姿を想像しながら見ちゃうんだよなあ。

あ、書ききれない。あとで加筆します。股かい!?(パンツ破けちゃったよ)

はい、パンツ繕って続きを書きます。

蒟蒻問答
蒟蒻屋が前掛け付けたまま袈裟を着てしまうのが効いてる。

ああ、時間がない。後で再び加筆します。股かい?!(処女膜破れちゃったよ)

はい、夜なべ仕事で処女膜を繕ったので再開します。

で、蒟蒻問答。
マクラの「私どもは、別にここ(高座)で研究成果を発表しにきているわけではございません」が妙に面白い。いや、別に「食べられる皇居の草花」を発表して下さっても歓迎いたしますよ。
好きだなあ。鯉昇が入った風呂の残り湯が飲めるくらい好きだなあ。だから、その例えはどうかと思うよ。そうかなあ。そうだよ。

リレー落語の双蝶々。
えーっと、なんだか、正蔵の定吉殺しは「角兵衛獅子の歌」が聞こえてくるもの悲しさ。
角兵衛獅子と云うか、、、首に縄を括られた正蔵の後ろでテンツクと太鼓を叩いている人物の顔が見え隠れするような、、、むにゃむにゃ。うーん。考え過ぎですかのう。
一方、歌丸の雪の子別れ。歌舞伎の舞台が見える。テンテンと静かに打たれる太鼓の音が聞こえてくるような雪の景色。長吉は白塗りのいい男。決して若い役者じゃない。貫禄のある、役者。そうだなあ、、、ここは久しぶりの團十郎で見てみたい姿だなあ。
by bithoney | 2007-02-21 09:02 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜
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