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。はにかむ



【落語】新作派による古典の会

2007年01月10日
横浜にぎわい座

神田山陽 「宮本武蔵 箱根山中狼退治」
柳家喬太郎 「三味線栗毛 錦木」
春風亭昇太 「時そば」
三遊亭白鳥 「親子酒」
林家彦いち 「ユーコン川(愛宕山)」

まず五人揃ってのご挨拶から。
まとめると、挨拶は「家庭のある人の話」と「家庭の無い人の話」と「家庭が崩壊した人の話」。本編は、山陽喬太郎昇太が続けて気もそぞろげな様子でがっかりしているところ白鳥に和み彦いち一生懸命。こんなところ。
冒頭での白鳥の、豪華な三万円のお節セットを買った自慢話が妙に面白い。料亭では無く、食肉加工会社のお節と云うのが絶妙。
ところで白鳥贔屓は、池袋の焼きトンばかりじゃ無く、トゥールダルジャンあたりにも師匠をお連れしてあげた方がいいのでは無いか?年明け早々の夫婦喧嘩のタネが「鴨肉4切れ」だそうですよ(そういう喧嘩ができる仲良しさんでいいなあ)。いや、しかし、親子酒のマクラが川柳川柳とは。お客さん大喜び。

喬太郎がまた検行と大名を間違えのはスルー。もういっそ、そこの下りはそれでいい。些細な事だ。(あ、検行じゃなくて検校だ。失敬失敬。)

彦いちのライフルとマシンガンの仕草は百年後の古典として残そうではないか。なんなら保存会の会長になってもいい。
しかしユーコン川でも、夜が明けると烏カァなんだなあ。あ、思いついた!「開高健オーパで夜が明けて」はどうだろう。よろしかったら使って下さい師匠。使いづらいですよ。そうですね。

本日のお言葉
しょのいち「みかん乗った鴨!知ってる?みかん乗った鴨!」
しょのに「黒熊にでくわしたらファイト!グリズリーなら諦める」
by bithoney | 2007-01-11 13:49 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜
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泣くが嫌さに笑い候。

by bithoney
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