。はにかむ



【落語】志の輔らくご21世紀は21日


ご説明:
カテゴリ「芝居浄瑠璃芋蛸南瓜」では天本の観劇メモをまとめております。
ネタバレもあるのでご注意下さい。
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■データ
志の輔らくご21世紀は21日
日付:2005年10月21日
場所:明治安田生命ホール

  そして番組は、
  「つる」立川志のぽん
  「茶の湯」立川志の輔
  「今日のニュース」松元ヒロ
  「宿屋の富」立川志の輔



本日のおなじみの「お忙しいさなかにようこそ」挨拶は、

「村上ファンドとホリエモンがテレビ東京の株も買っていた、
と云うお忙しい最中にようこそ」

でした。
いやいやこちらこそ
「明治安田の会長・社長・副社長辞任
と云う微妙な最中にこの会場でやっていただいて」でございます。ええ。

志の輔の、言葉を絵で見せる技術の高さたるや、相変わらず。
いや、「絵」と云うより「図」かな。
言葉がグラフや表のように明確にキチキチと脳みそにはまり込む感覚。
気持ちいい。この問題が証明されてゆくような感覚がすごく気持ちいい。

そして、サポートセンターに電話するときは開口一番「ニーハオ」と言おう。

つる…
おお、二ヶ月ぶりの志のぽん
確実に前回よりも「度胸」がいい。
すごいなあ、、、
なんだか、こうやって勉強して上手になってゆくさまを目の当たりにすると
自分の向上心の低さが恥ずかしくなってくるよな、、、、うん、色々がんばろ。うん。うん。

茶の湯…
「杏」「厨子王」「琵琶ささら」「手乗り柄杓」「泡千家」
このキーワードだけでも思い出し笑いをしてしまいます。
ちなみに杏は棗で、茶杓が厨子王、茶筅が琵琶ささらでございます。
念押しで申します、杏だから厨子王でございます。ぷ。ぷぷぷぷぷぷ。
なんというか、
あの茶室と云う四角い宇宙が、
なんだか「白いマットのジャングル」のようなアリサマです。
ルール無用のご隠居さんが、素手で茶釜の蓋を掴んだ熱さの勢いでぶん投げるわ、
椋の実の界面活性作用で茶(いや茶じゃなくて黄な粉なんだが)を泡立てるわ、
もう、すげえ。

でもね、このご隠居さんとお付の小僧定吉とのやりとりが楽しそうなのよ、実に。
「ぐりとぐら」がフライパンでカステラ作ってるような。

大連でのエピソードを踏まえ、情報封鎖で愛国心を煽る気味の悪さ、
そんなマクラからこの茶の湯に入るところが、また。
ご隠居さんと定吉が無邪気なダケに、ねえ。
でも、後味が悪くなるワケじゃなくて、
底抜けに面白い落語を聴いて大いに笑ったっつー精神浄化をしっかり感じることができるのよねえ。

本日のニュース…
もう、だめ。松元ヒロはじわじわとボディにくるね。くるね。
ブレーカーが落ちちゃった。が「めがね曇っちゃった」的でキュート。
ヤジマとイトウの強盗の手話(のようなパントマイム)がもう、たまらない。
イトウが気が弱くていいヤツなんだ。イトウが。
株と為替の値動きの「値動き」に爆笑。そうきたかっ。
でも、弱っているクジラに蹴りをいれちゃあいけねえな。笑ったけど。

宿屋の富…
志の輔の「宿の主」がとても好き。
しょーも無いホラを純真に信じる姿にイヤミが無い。
こういうキャラクタってどこか「ウソ寒い」部分とか「うっすらとした意地の悪さ」が見えたりするけれど、
志の輔の純真キャラって奇跡のようにイヤミが無い。
だから「怖い」。
この「怖さ」が分かる人と、志の輔の楽しみと悦びを分かち合ってゆきたいのでございます。
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by bithoney | 2005-10-21 23:43 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜
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泣くが嫌さに笑い候。
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