「 ご隠居~、待って下さいよ~。
助さんも格さんも置いてけぼりはひでえや。
待って下さいよ~。
ご隠居~、待って下さいよ~。
ご隠居~。ご隠居~。ご隠居~。
ご隠居~、ご存知ですか~。
ダイドードリンコの社名の由来。
助さんも格さんも、最後の『コ』が気になるでしょ。
あ、立ち止まりましたね。
で、ドリンコなんですがね。
ドリンコっていつも横向いてますよね、、
ってそれはミジンコ、だーしゃしゃしゃしゃ(←地面をばんばん叩きながら)。
あ、待って下さいよ~。
じゃなくて、ドリンコ。そう、ドリンコの「コ」ですよ。
こないだ気になってしょうが無かったんで、
ダイドードリンコの広報に電話かけて尋ねてみたんですよ~。
そしたら、
>>英語のドリンク(Drink)に、
>>仲間・会社を意味する カンパニー(Company)を
>>プラスした当社の造語
だって云うンですよ~。
で、社名全体で
>>ダイナミック(Dynamic)のダイと 、ドゥ(Do)でダイドー。
>>そして、ドリンク(Drink)のドリンと、
>>カンパニー(Company)の頭のCoのコでドリンコ。
>>つまり 「ダイナミックに活動するドリンク仲間」を表現しています。
ってことなんですって。すげえこじつけですや~。
あっしはその無理無理なこじつけに痺れましたよ~。
何ですか、その「ダイナミックに活動するドリンク仲間」って、
全然絵が浮かんできませんや~。
どんな集団なんですか、ドリンク仲間って。
何が目的で集まってるンですか、このドリンク仲間。
ドリンクで何がしたいんですが、このドリンク仲間は。
町田リス園の台湾リスが集まってドングリ集めてるカンジですかねえ。
それじゃドングリ仲間ですよねえ。
だいたい、「ドリンクを略してドリン」って中途半端過ぎますよ~。
略す必要が無いじゃないです~。
ドリンですよ。
ドリン。
ドリンク略してドリンって。
スケベビッチ・オンナスキーを略してスケベって言うようなもんですよ~。
それはそれで意味が通じてるからいいか。
スケベビッチ・オンナスキーはスケベですからね。
それにしてもドリンて。
よりによってドリンて。
ドリンて。
って、待って下さいよ~。
置いてけぼりはひでえや~。
ご隠居~。
格さ~ん。
助さ~ん。 」
いつまでも達者で暮らせと黄門の情けに涙が止まらぬ老いた母。
孝行娘の晴れ渡る笑顔に、つられて地蔵も微笑み返す。
一行も笑顔で後にするのであった。
(ナレーション 芥川隆行)
※
ドリンコの弁明
それから「長いワリにいまいち」とか言うな、そこ。キー。