有袋類。
袋が有るから有袋類。
文句のつけようのない分類ですね、袋が有るから有袋類。
「冷やし中華はじめました」に似た魔力が匂うのでございます「袋有るから有袋類」。
中華料理屋に「ふくろモモンガ袋有ります」なんて貼ってあったら注文しちゃうもんな。
冷やし中華差し置いて。
おやじモモンガ。あいよモモンガ一丁。
そんなこんなで我々の心を掴んで離さない有袋類ですが、
現在、埼玉でその有袋類が一匹行方不明なのでございます。
参照記事
ワラビー:見かけたらご一報を--東松山・こども動物自然公園/埼玉
なんでも、12日からワラビーのメス一頭が行方知れずとの事。
記事の一部を抜粋すると、状況はこうです。
>>同日午前10時ごろ、
>>2人の職員がワラビー舎で20頭にえさを与えている最中、いなくなった。
>>職員は入り口のカギをかけておらず、すき間から外に出たらしい。
そこはかとなく暢気な情景。
でも、逃げたのが12日って事は5日も消息不明ってことですからねえ、ワラビーが心配です。
「周辺の山林に逃げ込んだとみられる」っつーのが関係者の考察のようですが、
もしかして人の暮らしに紛れていたら、と考えると不謹慎ではありますがちょっとかわいい。
夕暮れ時の商店街をワラビーがぶらぶら散歩していたらかわいいじゃないですか。
お肉屋さんの前でふと立ち止まるワラビー。
ショーケースの中には揚げたてのコロッケが山に詰まれているよ、くんくん、ああいい匂い。
うん、コロッケを2つ欲しいの。一生懸命身振りでお店の人に伝えるワラビー。
お腹のポッケからガマ口を取り出すワラビー。
あつあつコロッケを包んでもらい、お腹のポッケにしまうワラビー。
お外は寒いけど、コロッケでお腹はほかほか。ご満悦のワラビー。
土手にちょこんと座り、夕焼け空を見ながらコロッケを食べるワラビー。
飼育係りのおじさんは元気かな、心配してるかな、そろそろ帰ろうかな。
黄昏のお空にちょっぴりおセンチなワラビー。
か、かわいいな。きゅん。
でもねえ、実際は切実ですよ。
>>電話0493・35・1234同園まで。
記事の最後に動物園の連絡先まで掲載されています。
ともかく、無事でいて欲しいものでございます。
こんな寒い季節にさぞかし心細いだろうに。