2010年03月13日
歌舞伎座
菅原伝授手習鑑 加茂堤(かもづつみ)
楼門五三桐(さんもんごさんのきり)
女暫(おんなしばらく)
時蔵はなんで、ああも、そそる人妻っぷりがいいんだろうなぁ。
朝露に濡れた白い百合のような色気だ。
儚げにも見えるけれど、触るとベッタリと黄色い花粉が付くような、そんなリアルないやらしさも湛えてる。いいね、いいね。
楼門五三桐の真柴久吉(菊五郎)と石川五右衛門(吉右衛門)、、、うーん、どちらもステキなんだけど、なんか上下でスパンとコマが切れているような錯覚が生じる。別の幕同士を、同時に見せられてるような、、、。なんでだろうなぁ。どちらもステキなんだけどなぁ。
しかし。「絶景かな絶景かな」のセリフが聞きたいがために見る一幕なのに、そういう時に限って「私語
」だの「コンビニ袋をかしゃかしゃさせる」だの邪魔が入るのはナゼだぁぁぁぁぁ。
女暫は、とにかくご馳走。なのに胃にもたれない。
もうちょっと食べたぁぁぁい!と思わせてしまう。
いや、しかし、これだけのメンツが揃ってしまうと、却って寂しくなるなぁ、、、
建て替え終わるのいつでしたっけ?
わたくしね、尾篭な話で恐縮なんだけど、歌舞伎座だとウンコがよく出るんですよ。
日頃便秘気味なのに。もうね、するする出る。よろれいひー(ヨーデル)。
第一部
菅原伝授手習鑑
一、加茂堤(かもづつみ)
桜丸 梅 玉
斎世親王 友右衛門
苅屋姫 孝太郎
三善清行 秀 調
八重 時 蔵
二、楼門五三桐(さんもんごさんのきり)
石川五右衛門 吉右衛門
右忠太 歌 六
左忠太 歌 昇
真柴久吉 菊五郎
三、女暫(おんなしばらく)
巴御前 玉三郎
蒲冠者範頼 我 當
轟坊震斎 松 緑
女鯰若菜 菊之助
猪俣平六 團 蔵
武蔵九郎 権十郎
江田源三 彌十郎
東条八郎 市 蔵
根井行親 寿 猿
局唐糸 家 橘
茶後見 隼 人
木曽駒若丸 萬太郎
紅梅姫 梅 枝
木曽太郎 松 江
手塚太郎 進之介
清水冠者義高 錦之助
成田五郎 左團次
舞台番辰次 吉右衛門