村上春樹の1Q84一連の騒動。
なんだ、その米騒動みたいなノリは。
っつーホドの騒動。
面白いのは、
1) 日頃本を読まないのに1Q84騒動に巻き込まれて楽しそうにしている層
2) 上記の層の賑やかさを横目に「俺は昔から春樹ファンだった」とふて腐れてはいるが、たいして読んでいない層
3) その愚痴を微笑みながら聞いている、本来の村上春樹ファン
と、分かり易く層が分かれていたりするところ。
そういえば、日本食糧新聞社のコラム欄「胃心伝心」まで、この「1Q84」をネタにしてました。
日頃、食の話ばかり書いているコラムがですよ。
すごいね、1Q84の影響力。
コラムには、「ホットケーキみたいに売れている」なんてシャレたことを書いてありました。
ところでね、わたくし、ついこないだまで「アイキュー84」だと思ってました。
笑っていますが、アナタもそう読んでいましたよね?
知っていますよ、わたくし。
オチが付かない話なので、丸谷才一と村上春樹の会話を抜き出してみる。
この会話、すごく好き。
「君がヤクルトの負けた日に、神宮球場の外野席で、
小説を書こうと思い立ったというのは、いい話ね」
「勝った日ですよ」