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【落語】みなと毎月落語会 赤坂名人会 柳家小三治独演会

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2010年03月31日
赤坂区民センター 区民ホール

柳亭燕路 「たらちね」
柳家小三治 「猫の皿」 「品川心中 上」

猫は子猫。片手でヒョイと持てる大きさなのに、両手で包むように抱える「猫嫌い」
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by bithoney | 2010-03-31 21:35 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

「落語はイリュージョンだ」な話。


わたくしがたどたどしく談志を語るより、これを読んだ方が俯瞰して見えてくる(ような気がする。うん、わたくしの場合、気がするだけかもなぁ。)

っつーワケで、以下に、日高敏隆の随筆「イリュージョンなしに世界は見えない」から抜粋。

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 人間は人間の環世界、すなわち、人間がつくり出した概念的世界に生きている。人間には、その概念的世界、つまりイリュージョンという色眼鏡を通してしか、ものが見えない。
 そう考えると、そのイリュージョンの世界を、人間自身がどう見ているかということを、我々人間はもっと真剣にかんがえなくてはいけないと思うようになった。
 進歩的科学者からは、ぼくのいっていることは、唯物論的、純粋科学的なものの見方ではないといわれた。
 生物学者は生物はこういうものだという話をするべきで、人間が見える世界だけが世界ではないとか、人間がものをどう見ているかが問題だなという話はすべきではない、それは生物学者としての立場から離れてしまっている、だからおまえはダメなんだとも言われた。
 ぼくは、そうではなく、人間がものをどう見ているかが、人間がいろいろな文化をつくり上げたり学問研究したりするにあたっていちばん大事なのではないか、イリュージョンを持つことをおもしろいと考えてはどうかと反論した。

《中略》

 イリュージョンを通してしか世界が見えないのであれば、そのイリュージョンというのはいたい何かということを、もっとまじめに考えてなくてはいけないと思う。
 イリュージョンは、だから大事だと考えている。

《中略》

 これからも、人間はイリュージョンを通していきものを見ていると知っていて、そのようにいきものを見ていれば、たくさん発見があるのではないだろうか。
 哲学者がいうことはむずかしいけれども、イリュージョンという言葉は単純な思いだけでできている。哲学ではない。学問ではない。人間の状況を単純に思考したいだけの言葉だから、好きなのかもしれない。

《以上》
----------------


知った口を利くようだけど、

これは「落語はイリュージョン」を理解するためではなく、「落語は人間の業の肯定」がストンと腑に落ちる話だと思う。

っつーワケですみません、タイトルの「落語はイリュージョン」はブラフって事になっちゃいましたね。

「お前、ただの日高信者だろ」って云われたら、はい、それまでよー、です。ハハ。


↓ところで、読み返すと楽しい。セイゴーさんには敵わないなー。敵うつもりもないけれど。

松岡正剛の千夜千冊『ネコはどうしてわがままか』日高敏隆
www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0484.html
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by bithoney | 2010-03-29 15:09 | 六角亭日乗

【歌舞伎】御名残三月大歌舞伎 第三部


2010年03月22日
歌舞伎座

菅原伝授手習鑑 道明寺
文珠菩薩花石橋 石橋(しゃっきょう)


玉三郎の覚寿が見たくて、また来ちゃいました。
立田の前(秀太郎)の口から布を取ろうとする「力」といい、宿禰太郎(彌十郎)の着物の裾を見る「視線」といい、その「加減」がたまらなくいい。
人間、体の構造上、力いっぱいの時よりも加減する時の「無理」が目立ったりするものだけど、それすら感じさせない。すげえ、玉三郎。玉三郎なら水の上も歩けるような気がしてならない。
            
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by bithoney | 2010-03-29 14:45 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【歌舞伎】御名残三月大歌舞伎 第二部


2010年03月28日
歌舞伎座


菅原伝授手習鑑 筆法伝授(ひっぽうでんじゅ)
  菅原館奥 殿の場
  同  学問所の場
  同  門 外の場

弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
  浜松屋見世先の場
  稲瀬川勢揃いの場

筆法伝授の希世が東蔵。なんだ、その贅沢さ。
贅沢なのに、軽さもある。その軽さがまた憎いんだ、東蔵。いい。

稲瀬川勢揃いの場。
なんつーの?きっとお金持ちがもらうお歳暮のカルピスってこんな感じ?みたいな。
「白いカルピスが一本も無いよ??!!」的。
蓋を開けたら、グレープカルピスとかオレンジカルピスとか、色のついたカルピスしか入ってませんよ!的なゴージャスさ。

どうしたらいいの、こんな贅沢味合わされたら。ねぇ。これから。

演目や配役(公式ページからの転載です)
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by bithoney | 2010-03-29 14:33 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【落語】立川談春25周年スペシャル独立会 「たちきり」


2010年03月27日
東京厚生年金会館

立川談春 「粗忽の使者」「愛宕山」「たちきり」

演じてる間も、談春では無くスクリーンを見ているお客さん多数。

↓演目が表示されている巨大スクリーンに、映し出されていた。
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↓即効で完売した「談春ガチャガチャ」。談春が印字されたガムとか入ってた。
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by bithoney | 2010-03-29 12:24 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【芝居】野田秀樹芸術監督就任記念プログラム「農業少女」


2010年03月27日
東京芸術劇場 小1

多部未華子
山崎一
江本純子
吹越満


退屈。だが、多部未華子は天使。多部未華子は悪くない。

野田、退屈。
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by bithoney | 2010-03-28 13:46 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【落語】浜松町かもめ亭

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2010年03月25日
文化放送メディアプラスホール

立川こはる 「権助魚」
立川生志 「短命」
入船亭扇辰 「心眼」
桃月庵白酒 「松曳き」


三大夫さんは、どちらを向いて「今戻った」を云ったんだろう。外か?それとも、わざわざ踵を返してから云ったのか?
この不条理がいい。
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by bithoney | 2010-03-26 12:30 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【歌舞伎】御名残三月大歌舞伎 第三部


2010年03月22日
歌舞伎座

菅原伝授手習鑑 道明寺
文珠菩薩花石橋 石橋(しゃっきょう)

覚寿の玉三郎。
んー、すごい。うまい例え方が思いつかないんだけど、周りを引き立てるように玉三郎本体は薄いのだけど、足元から伸びる「影が濃い」感じ。座標を決めて自分から離れた場所に存在感を浮き立たせる手腕。すげえよ、玉三郎。

なんか興奮して、三島由紀夫の「玉三郎君のこと」を読み返しちゃったよ。
あなたが妹背山のお三輪を楽しみにしていた玉三郎丈は、覚寿まで魅せる人になっちゃいましたよ三島先生。

仁左衛門は麗しいし。眼福、眼福。

ところで、秀太郎(今回は立田の前役)を見るたびに、日経新聞夕刊で語っていた「私はパタリロが愛読書」を思い出して、なんだか、腹筋がピクピクしてしまう。ぱぱんがぱん、だーれが殺したクックロビン。俳優際でパタリロやってくれねーかな。

ところで、鷹之資くんはお痩せになった方がいい。健康が心配だ。牛乳に相談だ。

演目や配役(公式サイトからの転載です)
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by bithoney | 2010-03-24 12:31 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【歌舞伎】通し狂言 金門五山桐 -石川五右衛門-


2010年03月21日
国立劇場 大劇場

金門五山桐(きんもんごさんのきり)石川五右衛門
    中村橋之助つづら抜け宙乗り相勤め申し候

中村橋之助の石川五右衛門の宙乗りに「たっぷり!」と大向。
それを聞いた中村橋之助が、フフと笑って少し「間」を置いてからの宙での大見得。

声をかけた人も偉い、受けた橋之助もまた見事。あの「間」を体感できるのが何よりの生の醍醐味。本文もいいけど行間の妙の愉悦。

はてさて、橋之助はとても良いのだけれど、全体的な配役の寂しさはいかんともしがたく。
んー、歌舞伎座のこれでもかこれでもか、っつー「往年の広島東洋カープの投手陣」を見るような布陣を見てしまった後だから感じてしまう寂しさなのか。北別府(橋之助)だけじゃダメなんだよ、津田も欲しいんだよ。津田も。

いや、でも、展開は速いし、やっぱり橋之助はいいし、扇雀の明るさも救いだったし、で楽しい舞台だった。うん

配役や演目(公式サイトからの転載です)
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by bithoney | 2010-03-21 23:59 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【落語】第97回 朝日名人会


2010年03月20日
有楽町朝日ホール

柳家花いち 「転失気」
柳家三之助 「芝居の喧嘩」
三遊亭歌武蔵 「植木屋娘」
古今亭志ん橋 「出来心」
林家正雀に 「豊竹屋」
柳家小三治 「品川心中」
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by bithoney | 2010-03-21 11:12 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

泣くが嫌さに笑い候。
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