。はにかむ



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【落語】一之輔のらくだを聴く会


2009年05月10日
お江戸日本橋亭

古今亭志ん坊 「鮑熨斗」
春風亭一之輔 「七段目」
春風亭一之輔 「らくだ」


綺麗なジャイアンこと、一之輔たんのらくだを聴きに参りました。

「志ん橋師匠は足の親指に似てます。これは褒めています。およよおよよよよ(真似る)。

たしかに、違和感が無い↓

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1時間を越えるらくだ。細部まで作りこまれていて、好き。

半次 「こっち、来てくれませんか」
屑屋 「こっち来いって言ってくださいよ!」

半次 「向こう向いてくれませんか」
屑屋 「もっと乱暴に言ってくださいよ!」

とか、

「お前、また、商売変えか!」と怒る大家とか。

とにかく、好き。

とにかく、一之輔たんが好き。
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by bithoney | 2009-05-20 12:30 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【演芸】浅草演芸ホール五月上席 夜の部 (GW特別興行)


2009年05月09日
浅草演芸ホール

(途中から入場)
結城たかしの懐メロ
柳家福治 「狸の賽」
川柳川柳 「ガーコン」
にゃん子金魚
柳家さん吉 柳家だの談志周辺のお噂話
柳家はん治 「粗忽長屋」
入船亭扇橋 「彌次郎」
柳家小菊の粋曲
柳家権太楼 「代書屋」
柳家三三 「引越の夢」
花島世津子 「奇術」
古今亭志ん五 「うなぎ」
柳家小満ん 「鼓ヶ滝」
昭和のいるこいる
柳亭燕路 「だくだく」
林家正楽の紙切り
柳家小三治 「一眼国」

「小三治が心配できちゃった」扇橋に身もだえ。
しかし、小三治人気のすごさたるや。直前に入場してくるお客さんの多いこと多いこと。しかもお若くて綺麗なおねーさんが多い。

■結城たかし

 「いーい声だねぇ」
 「しかし、いーい声だねぇ」

■福治

 福治の狸は、愛らしくも人の目をまっすぐ射抜く。

■川柳

 「さ!盛り上げるぞ!」
 「だから私は、落語会のおくりびとって呼ばれてるの」
 川柳の本、絶賛発売中。

■にゃん金

 ゴリラの真似に客席から「待ってました!」と声かかる。
 「仕事ですから」

■さん吉

 「こないだね、小三治が連れていかなかったから扇橋さん泣いたのよ」
 「扇橋さん居るけど、もう、こんな(ぷるぷると頭をふるわす)だから」
 くるりと尻をまくって、赤い長じゅばんをみせつつ退場

■はん治

 語調というか、語尾のリズムがすごく好き。


■扇橋

 「今日は、小三治がトリで心配で、、、」
 千鳥の合方つけてチャンバラの手振り。それすらも惚けて。

■権太楼

 「居ないでしょうね(代書屋をなりわいとしている人)。居たら、ネタ変えます。
  芝浜やります!」
 「ふんどししめなさい。はみだしてる。」で、椅子をバタンバタンさせて受けてるご婦人が居た。朗らかでいい人っぽい。こういう人は、きっとカボチャの煮つけを作るのがすごくウマイと思う。

■三三

 「あらいぐま、ゆーとんねん!」「ダライラマ14世?」

■世津子おねーちゃん

 みんな大好き、世津子おねーちゃん。なんでか分からないけど、無性に好き。お膝に甘えてみたい。
 「赤いポンポンひっぱると、白いぽんぽんがひっこんで、白いぽんぽんひっぱると、青いぽんぽんがひっこんで、青いぽんぽんをひっぱると、黄色いぽんぽんがひっこむの」

 「固い!、、、、日経か」で待ってました!と声をかければよかったと、いつも後で悔やむわたくし。

■志ん五

 今思えば、クサナギ君がモロ出しで絶叫していた、例の「しんごー!しんごー!」はもしかして「古今亭しんごー!古今亭しんごー!」と云いたかったのではあるまいか?
 深夜の公園で、クサナギ君と志ん五の二人で絶叫して貰いたくもある。
 「しんごー!しんごー!」 「あんちゃーん!あんちゃーん!」
 「しんごー!しんごー!」 「あんちゃーん!あんちゃーん!」

■小三治

 浅草界隈(奥山おまいりミチ)を賑わせていた見世物小屋のマクラ。
 「大ザル小ザル」に「ベナ」 ザルは笊。ベナはひっくり返した鍋。

 「お茶屋と言ってもねぇ、、、お茶っ葉売ってるワケじゃない。
  お茶屋、それはねぇ、、、今で言うと、、、、、、、、、今じゃ言えない」
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by bithoney | 2009-05-13 12:20 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【歌舞伎】五月大歌舞伎 昼の部


2009年05月09日
歌舞伎座

歌舞伎十八番の内 暫
寿猩々/手習子
盲長屋梅加賀鳶 加賀鳶
戻駕色相肩

なんといっても、手習子。芝翫のお駒と、後見の芝のぶに血眼。
眉根に皺よせる、芝のぶ。皮膚の薄そうな端整な顔に、皺がよる風情がたまらんですね。
しかし、なんだろうなぁ、芝翫の娘役の良さときたら。誇張された少女の可憐さでは無くて、大人びた女の子の目の離せない危なっかさがにじみ出ている。大人ぶって火遊びに手を出しそうな危うさ。悪い男にひっかかるんじゃないよ、、、とお節介を焼きたくなるような。芝翫はすげぇ。ジジィなのに思春期の娘そのもの。とにかく、芝翫はすげぇ。すげぇよ芝翫。
それにしても、「ふと気づいたら、袂の中に鞠が入ってました」ってシチュエーションはグっとくるな。その少女性たるや。永遠のアリス・リデル。

演目や配役(歌舞伎座サイトからの丸写しです)
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by bithoney | 2009-05-11 13:31 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

世界中に虹がさしているような気がする。

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連休開けの出勤はキツすぎる。雨ともなればなおさらだ。

朝からの豪雨で、会う人会う人皆さんぼやいていた。

朝からぼやきを聞いて、帰りの挨拶もぼやきだったけれど、帰り道は雨も上がり、駅の掲示板に陽気な文句が踊っていた。

ハッピーこの上ない。
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by bithoney | 2009-05-09 22:01 | 六角亭日乗

【歌舞伎】五月大歌舞伎 夜の部


2009年05月05日
歌舞伎座


恋湊博多諷 毛剃
小猿七之助 御守殿お滝 夕立
神田ばやし
鴛鴦襖恋睦 おしどり

團十郎は大きいなぁ。 舟の舳先で見得を切る姿なんか、舞台の端から端へ体が引き伸ばされているように大きく見える。大袈裟じゃないんだよ、これが。


夕立の菊五郎と時蔵は御両人!と声かけたくなるような、並び方。ケチのつけようがないわな。

神田はやしの海老蔵(桶屋留吉)の役作りがわざとらしくて、始めは苦笑がもれたけれど、ぬいぐるみの猫を撫でる優しげな手つきにハっとする。一谷嫩軍記の熊谷直実役で子役の鼻をぬぐっていた時は、風呂屋のタイルをブラシで擦ってるかのような乱暴さだったのに、随分と変ったなぁ、海老蔵。
それにしても、神田はやしはよく出来た話なんだけど、説明過多で説教臭い。自分の作ったものが誤解されたくないがために、あの説明の多さになっているような気がしてしまう。宇野信夫と言う人は、よほど人を信用していないのか、すら思う。

おしどり、いい。海老蔵と菊之助の並んだ様子がしっくりくる。(以前は、この組み合わせだと、菊之助を損なうようで海老蔵に舌打ちが出る思いだったが)
松緑の声もいい。


とにかく、菊之助がいい。恐ろしいほどいい。舞台の上の菊之助を見といたほうがいい。同じ時代を生きているのが不思議なほどのまばゆさだ。

演目や配役(歌舞伎座サイトからの丸写しです)
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by bithoney | 2009-05-07 01:30 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【歌舞伎】新橋演舞場 五月大歌舞伎 夜の部


2009年05月04日
新橋演舞場

鬼平犯科帳 狐火
於染久松色読販


セリフが頭に入っていない吉右衛門の鬼平に泣きたい気持ち。どーしちゃったんだろう。誤魔化しようもあるだろうに。
芝雀のおまさが、鬼平の持つ猪口を受け取る段取りを間違えた時は、哀しいほど現実に引き戻された。猪口を取ろうとする芝雀と、やるまいと万力のごとく指に力をいれる吉右衛門。役とはかけ離れた、男と男の力のぶつかり合い。
こんな時、段四郎(彦十)が居てくれて本当によかった。この人を見ていると、芝居の世界に戻れるですよ。はい。

道具のたてつけが悪かったのか、御簾がガタンと落ちてしまった於染久松色読販。後方で「ドリフだ、、」「うん、ドリフだね、、、」と、呆然とささやき合ってたご婦人方がおかしかった。
そんなささいなアクシデントはさておき、福助の早替わりの七役が鮮やか。
それと、傘を使った殺陣って好き。「なりこまや」が綺麗に揃ってるの見ると、気が晴れ晴れとするね。

でへへ。舞台を下りてきた福助と芝のぶがすぐ横を通った。儲けた儲けた。芝のぶちゃん綺麗過ぎ。


それにしても、楽しみにしていた鬼平が、、、返す返すも残念でならない。

演目や配役(歌舞伎座サイトからの丸写しです)
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by bithoney | 2009-05-07 01:13 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【落語】立川談志独演会


2009年05月02日

立川談修 「看板のピン」 茄子と南瓜を踊る
立川談志 「短命」 「金玉医者」

よみうりホールに談志を見に来るお客の層とは思えないほど、短命を演る談志を前に寝ている客が多くて驚愕。
そういう客層だから、今日の談志は流したのか。
それとも、そういう談志だから、今日の客は寝たのか。
不安と憤りがまじる複雑な後味。「居ないやつのためにやる」って言葉が違う意味にも思えてしまう。

いや、わたしは、楽しめたけれどね。うん。楽しめたんだからいいじゃねぇか、と心の中の俺が言う。
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by bithoney | 2009-05-07 01:06 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【落語】立川志らく・談笑 二人会


2009年05月03日
よみうりホール

立川志ら乃 「締め込み」
立川談笑 「黄金餅」
立川志らく 「中村仲蔵」

あ、さて。あ、さて。さては南京玉袋。

志らくの仲蔵は、師弟関係の粘着面がすこぶる広く、お神さんの存在は軽い。
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by bithoney | 2009-05-07 01:04 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【落語】ももえ渦 春風亭百栄独演会


2009年05月02日
しもきた空間リバティ

春風亭百栄 「エコそば(薄紫色のデンジャノイド入りエコラーメン)」 「引越の夢」
ナオユキ
春風亭百栄 「マザコン調べ 序」

めくりには「春風亭百栄さん」。上手い。コアな落語ファンだけが対象じゃないんですよ、肩の力を抜いてるんですよ、ってスタンスが上手い。そういや、舞台転換もきびきびしてたし、全体的なスタッフさん方の対応も良くて、好印象な会。

百栄とナオユキの組み合わせも絶妙。また、この取り合わせの会が見たい。
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by bithoney | 2009-05-07 01:02 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

【歌舞伎】新橋演舞場 五月大歌舞伎 昼の部


2009年05月02日
新橋演舞場

祇園祭礼信仰記 金閣寺
心猿/近江のお兼
眠駱駝物語(らくだ)

金閣寺。眼目は、芝雀の雪姫人形振り。
芝雀も素晴らしいが、人形ぶりに見せる工夫がいちいち素晴らしい。足元をみせない衣装やら、黒子の身のこなしやら。
舞台の美しさに思わず涙が浮いてくる。いつの時代もこの風景に胸を熱くさせるんだよ、芝居好きは。
役目を終えて、花びらに戻り散るねずみに、胸が詰まる。餅のひとつでも齧りたかったろうに。
そして、やっぱり慶寿院尼の吉之丞。吉之丞はなんだって、あんなにいいんだ。好きだ。

福助の近江のお兼、いいな。
馬と娘の取り合わせって、例えばお白様を伝える人々ににじむ、畏れや信仰とは別の好色な意地悪さが香ってきたりするけれど、福助は江戸前にスコーンと明るい。
馬の早替わり(白馬から栗毛に)も気分が変って面白い面白い。

らくだの後味の悪さときたら、、、なにも半次のおっかあ死なせなくてもなぁ、、、
家主の佐兵衛(歌六)とその女房おいく(段四郎)が救い。

演目や配役(歌舞伎座サイトからの丸写しです)
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by bithoney | 2009-05-07 01:00 | :芝居浄瑠璃芋蛸南瓜

泣くが嫌さに笑い候。
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