2007年02月24日
紀尾井小ホール
柳亭市朗 「道灌」
柳家三三 「提灯屋」
川柳川柳 「ガーコン」
ロケット団
柳家三三 「明烏」
笑顔が明るい市朗。串に切った西瓜のような口の形でニコッと笑う(攻殻機動隊の笑い男マークの口な)。いいなあ。
三三の提灯屋さんはちょっとだけ学を鼻にかけてるいけ好かないヤツに見える。
若い衆にいたずらされて散々な目に合う提灯屋さんだけど、気の毒に思う反面可笑しい。
冒頭、若い衆がチラシを回すシーンで「すっぽんはマルと言って、鶏はカシワと言う」云々サゲへの仕込みが入る。
さあ、みなさんご一緒に。ガーコンガーコンガーコン。
戦争体験者が明るく歌う軍歌。すごい絵なんだけど、楽しそうに歌う。
ところで、こないだアニメ専門チャンネルで「宇宙漂流バイファム」と「獣装機攻ダンクーガ ノヴァ」を続けて見たのですよ。
やっていたのは1983年に製作されたバイファムの40話。敵の有人操縦ロボットにバズーカを放ち爆発炎上させ「やった!やった!」と喜ぶ子供たちの姿。
片や最近製作された「獣装機攻ダンクーガ ノヴァ」では、戦闘機郡に照準を合わし「
無人操縦が相手だから容赦しなくていい」と話しながらウキウキとミサイルをぶっ放す主人公たちが居た。
気持ち悪いなあ、、、この「無人、云々」をわざわざ声に出す後者。双方立場も違うワケで一緒くたに論じちゃいかんのだけど、「敵」を殺して「やった!」と喜ぶ子供らの方がまともな脳みそをしている。
さておき、ガーコン。最後に「立ち上がって」ジャズの真似をする川柳。人間って素晴らしい。
笑点メンバー友情出演の明烏。
足で若旦那の腰を締めずに、そっと手を握る品の良い浦里。
しかし、甘納豆の袋にヤケにいっぱい豆が入ってたなあ。かむろの駄賃用だけじゃなくて、浦里自身も好物で多めに用意してるんだろうか。
三三の浦里は、可憐で可愛いなあ。