2006年10月31日
鈴本演芸場
柳亭こみち 「やかん」
柳家禽太夫 「片棒」
柳家小三治 「長短」
柳貴はん治 「ぼやき酒屋」
柳家小三治のお尋ねくださいお答えしますコーナー
柳家紫文 「長谷川平蔵市中見回り日記」
柳家小三治 「道具屋」
上の番組をみて首をひねった方もいらっしゃるでしょうか。
ええ、お答えしますコーナーでもお客さんから指摘がありました。「独演会に長短と道具屋は無いでしょう!」 と。
でも、わたくしは大歓迎。長短に道具屋、大いに結構。前に小三治の「道灌」を聞き、それが面白くて面白くて暫く「こんなに面白いのは何故なんだろう」と考えさせられた事がありまして。その答えが見つかるンじゃないかと。
長短が好みです。「愚鈍」では無く気の長い長さんが見たかったんです。これですよ、これ。
開高健が「舌がカタツムリのように動く人は、頭の切れが稲光のようだ」のような事を言っていたなあ。まさに、わたくしのイメージする長さんはコレ。
質問コーナーに上がった「小三治が小さんを継ぐげば良かった」云々は、実際わたくしには興味が無い話しです。
いや、だって、「小さん」って名前がこの世の中から消えてもいい位です。(落語ファンらしからぬ発言ですか?)目の前にいる小三治が面白い落語を聞かせてくれればそれでいいんです。
この会も来年でおひらき、、、と寂しい話もあがりましたが、それも良しと思います。どんな形でも、大好きな小三治が聞ければそれでいいんです。
うーん、書ききれないなあ。
石井好子のシャンソンの会で小三治がシャンソン歌うそうだが、聴きたいなあ。