2006年07月31日
紀伊国屋サザンシアター
正式名称は「春風亭昇太新作落語集~オレスタイル特別編 吉田さんのソファー」。なげー。
だらだらと突っ立ったまま話が始まり携帯電話撲滅キャンペーンビデオ放映(師匠春風亭柳昇と人間国宝一龍斎貞水共演)
「おやじの王国」
「遠い記憶」
栗コーダーカルテット
「吉田さんのソファー」
予告編を作るとすると、こんなカンジ
「なかじま」
「なかしまでしゅ」
「さんま」
「あきあじ」
「さんま」
「あきあじ」
「ままままままま」
「さーけーはのーめーのーめー(手ぬぐいから人差し指を出してぴょこぴょこ)」
「しゃーけーはのーめーのーめー(くぐもった声で)」
伝わりましたでしょうか。
ゲイコイリアルに出た話だの、秋味のCMに出た話だの、葛切と水羊羹と生卵で死にそうな上に酒が届く話だの(いや、それはおすそ分けすればいいのでは)、三遊亭白鳥の恩師の「金のしゃちほこ」はすごかっただの、そんな話が押して押して、終わったらとっくに9時半過ぎてございましたよ。いや、45分は過ぎてたかな。
ビデオの春風亭柳昇が妙に可愛らしかったのでございますが、一瞬やつれた「鄧小平」かとも思いました。
しかし、悲しい話ばかりなのに、聞いた後の感覚は愉快なのはどういうことなんだろうなあ。
悲劇の本質なんじゃろか。人間ってそら恐ろしい。
そうそう、はじめての生栗コーダーカルテット。生栗。
やる気のないダースベイター(いや、そんなタイトルではないのだが)、だの、ピタゴラスイッチだの聞けて嬉嬉。
チラシに入っていた新譜情報によると、カバー集の曲目の中に「ウルトラセブン」があるのもズキュン(ハート打ち抜かれ)なのですが、いやそれよりも「サイモンの夢」が入っちゃってますよ。ペンギンカフェオーケストラですよ、ペンギンカフェオーケストラ。キー、買うよ。買うよ。