早速、職場のリーダー(アジアンビューティ)に説明抜きで大滝秀治を披露。
「リーダー。リーダー。
"・・・やずや。やずや。"」
『ナカちゃん(わたくし)、それはナアニ?』
「やだなあ、リーダー。大滝秀治ですよ。
"・・・やずや。やずや。"」
『わたしねえ。
20年前、上野を歩いていたらねえ、
大滝秀治さんに声かけられて、一緒に呑んだことがあるの。』
わたくしの物真似どころじゃなくなりました。
「やずやに?」
『やずやってナアニ?』
「いや、大滝秀治に誘われたってどう云う状況なんですか?」
『母と上野を歩いていたら突然男性に声を掛けられてね。
"お母さん抜きで娘さんとだけでお食事したい"って云うの。』
「ほうほう。」
『母も一緒ならご一緒しますわ、って言ったら渋々承諾したから3人でお食事したの。
とても様子のいい懐石料理のお店だったわ。ご馳走になったの。』
「その男性が、やずやですか。」
『やずやってナアニ?』
「いや、大滝秀治にナンパされたと云うことですね。」
『そうなの。
どう見ても大滝秀治さんだから、あなたは大滝秀治さん?って
母と交互に尋ねるんだけど、その方は
それは言いっこなしだよー、、、って笑って誤魔化すの。』
「リーダー。
生の大滝秀治と接した体験と合わせて聞いて下さい。
"・・・やずや。やずや。"」
『ナカちゃん、それはナアニ?』
「大滝秀治の物真似です。
"・・・やずや。やずや。"」
『ああ。云われてみれば似てるような気がする。』
「"・・・やずや。やずや。"」
『似てる。似てる。』
「"・・・やずや。やずや。"」
『似てる。似てる。』
「"・・・やずや。やずや。"」
『似てる。似てる。うん、似てる。』
世の中みんな波だらけ。