ご説明:
カテゴリ「芝居浄瑠璃芋蛸南瓜」では天本の観劇メモをまとめております。
ネタバレもあるのでご注意下さい。
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■データ
有楽町 噺小屋 皐月の独り看板 柳家喬太郎
日付:2005年05月20日
場所:ニッポン放送イマジンスタジオ・有楽町
そして番組は、
「初天神」
「すみれ荘201号室」
「ほんとのこというと」
初天神はあがってないのでさん喬の来ない会の時こっそりやります、っつー白々しい話
と
白鳥さんは天才、っつー話。
が面白かったです。
枝豆2キロは食べすぎです。
正直、居心地悪かったです。
何故だか、柳家喬太郎がヤケに時間を気にして、さも早く時間が過ぎないかと気ぜわしいそぶりを見せたような気がしたのも辛かった。
好きな落語家さんに邪険にされた気持ち。
(こんな卑屈な気持ちになった会は始めて。)
うーん。でも、一番、居心地悪かったのは会場そのもの。
柳家喬太郎が黒の着物で。つっと羽織を落としたときに「保護色?」と一言。
前回も、黒っぽい着物の談春が保護色とか言ってませんでしたっけ?あの背景。
一寸説明しますと。
高座として作られた壇の後ろの壁がところどころポッカリと大きな穴が空いてるような意匠なんです。
その大きな穴のひとつが、丁度座布団置かれたあたりとモワレってまして。
せめて大きな布を鋲で留めて覆うとかすればいいじゃないか。
黒っぽい着物をお召しかどうかの問題ではなくて、照明も暗いんだしねえ。
この「噺小屋」の会は2回目だけど、会を良くしていこうって気持ちが主催者に見受けられない。
噺小屋だの独り看板だの気の利いたタイトルつけてるクセに、まったく魂の無いことだなあ。
中入りの時、やたらと業界通な話をしている人たちが多かった(それはそれで野暮なことだけど)のに、なぜこのアリサマに何も思わないんだろう。
それが規格なんすか?様式の。
それが企画なんすか?常識の。
ちなみに、チケットを確認したところ「協力:文部科学省」とありました。
文部、もんぶ、もんぶつゆ、いいとこ仰山つこてるもん。ヤマサ。
ふーん。つまんねえとこ、ちまちまと根回しするお暇があるのねえ。